広聴AI(kouchou-ai)
概要
広聴AIは、大量の市民意見(パブリックコメント、アンケート、SNS等)をAIで分析・クラスタリングし、論点ごとに可視化するブロードリスニングツール。dd2030の中核プロダクトの1つ。
「広聴」とは市民の声を広く聴くことを意味し、従来の行政の「広報」(情報を発信する)に対する概念。
技術スタック
- フロントエンド: Next.js
- バックエンド: Python
- LLM: OpenAI / Azure OpenAI / OpenRouter / Gemini(マルチプロバイダ対応)
- 次元圧縮・クラスタリング: UMAP, K-means, Ward法(書籍原稿10章・13章時点)
- デプロイ: Docker, Azure(GitHub Actionsで自動デプロイ)
機能
- CSVアップロードによる大量意見の取り込み
- AIによる意見のクラスタリング・要約
- セグメントビュー(全体・濃い意見・階層)の切り替え表示
- 属性フィルタ機能
- トークン使用量の可視化
- Windows / Mac / Linux対応
開発の歩み
初期(2025年3月〜4月)
- GitHubリポジトリ公開。Docker環境でのローカル実行が可能に
- 数百件のサンプルデータでレポート生成を確認
- 3万件規模のパブコメ対応を想定した設計議論
- Azure対応、APIコスト最適化が課題として浮上
成長期(2025年5月〜7月)
- v3.0.0リリース(2025年5月)
- OpenRouter対応でマルチLLMプロバイダ化
- Windows直実行サポート
- Embedding時のAzure/OpenRouter対応
- 技術解説スライドが「神資料」と評判に
- 宇多津町(香川)での実証が公開
社会実装期(2025年8月〜12月)
- 広島県で市民向け活用事例が公開・拡散
- LGWAN環境対応の議論(自治体イントラへの導入)
- APIキーのサーバーサイド管理強化(セキュリティ向上)
- 4パターンの提供形態を整理(研究用Jupyter・CLIツール・WebUI・お試しホスティング)
- AIツール利用時のコントリビュートルールを文書化
v5.0への移行(2026年1月〜)
- 大規模リファクタリング開始
- プラグイン方式への転換(入力・分析・可視化を独立拡張可能に)
- PyPI(Pythonパッケージ)化によるCLI提供を構想
- Next.js 16.xへのアップデート(セキュリティ修正含む)
自治体での導入事例
- 宇多津町(香川県)— 実証実験
- 広島県 — 市民向け活用事例
- 地方自治体でのブロードリスニング活用 — 広島県・太田市の事例を横断した整理
- 奈良市 — 導入議論
- その他複数の自治体が関心を表明
もっと詳しく
- 週次全体定例 議事録 — 全体定例側の進捗共有
- ブロードリスニング本 原稿 — 広聴AIの開発史・要素技術解説を含む原稿コレクション
- ブロードリスニング本 概念編 — 広聴AIが担うブロードリスニングの定義・役割・限界を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 チームみらい章 — しゃべれるマニフェスト提案の内部可視化・観察を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 企業での活用章 — コンタクトセンターVOC分析への広聴AI活用を含む企業事例章
- ブロードリスニング本 DD2030による広聴AI開発活動章 — TTTCからのフォーク、Webアプリ化、2025年5月以降の開発史、AIコーディング、普及活動の整理
- ブロードリスニング本 ビジネス化章 — 広聴AIが自治体・選挙・熟議支援の現場へ届くまでの導入伴走と事業化の整理
- ブロードリスニング本 公開事例一覧 — 広聴AIを含む公開事例URLの付録ソース
- ブロードリスニング本 要素技術解説章 — LLM、エンベディング、UMAP、クラスタリングなどの基礎技術
- ブロードリスニング本 広聴AI技術スタック解説章 — 抽出、埋め込み、UMAP、K-means、Ward法、ラベリング、要約の処理パイプライン
- ブロードリスニング本 執筆定例 議事録 — 広聴AI開発定例と書籍化のソース要約
- 広聴AI GitHubリポジトリ — ソースコード・Issue・PR
- ブロードリスニング本 10章「DD2030による広聴AIの開発活動」 — 開発の歴史と技術的背景
- ブロードリスニング本 12章「要素技術解説」 — UMAP・クラスタリング等の技術解説
- 広聴AI技術解説スライド — 2025年6月公開の解説資料
関連ページ
- ブロードリスニング — 広聴AIが実現する概念
- ブロードリスニング本 概念編 — 広聴AIが実装するブロードリスニング概念を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 DD2030による広聴AI開発活動章 — 広聴AIの開発活動史を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 ビジネス化章 — 広聴AIの現場導入・伴走支援を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 公開事例一覧 — 広聴AIの公開事例URLを確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 要素技術解説章 — 広聴AIを支える基礎技術を確認する個別章ソース
- ブロードリスニング本 広聴AI技術スタック解説章 — 広聴AIの処理パイプラインを確認する個別章ソース
- 週次History week50(2026-04-15) — 2026年4月中旬の依存関係更新とメンテナンス状況を確認する個別週ソース
- 熟議民主主義 — 理論的背景
- ボイス効果 — 聴いた声をどう返すかの設計論
- ブロードリスニング本 — 書籍化プロジェクト
- いどばた — 姉妹プロダクト(対話型)
- Cartographer — 個人の考えを深掘りする関連試作
- コアループ — 熟議プロセスの社会実装
- 多元現実 — ブロードリスニング技術を現場実装する企業
- 倍速会議 — 会議前・会議中の合意点・相違点・不確実性を可視化するAI支援ツール
- 1Day Meetup(2025-04-12) — 初期に広聴AIが体験・検証されたイベント
- しゃべれるマニフェスト公開 — 提案の可視化・観察に広聴AIが内部利用された事例
- [[events/2025-05-25-meetup-2|デジタル民主主義2030 MEETUP #2]] — 広聴AIを含む開発・運営テーマが持ち寄られたイベント
- 広聴AI読書会vol.1 — 広聴AIの理論的背景を学ぶ非同期読書会
- [[events/2025-06-21-welcome-meet-2|ウェルカムミート#2]] — 技術解説が新規参加者の関心を集めたオンボーディングイベント
- [[events/2025-07-18-meetup-3|デジタル民主主義2030 MEETUP #3]] — 広聴AIの開発・活用状況が共有されたイベント
- 広島県 広聴AI活用事例 — 自治体でのブロードリスニング実践例
- Code for Japan Summit 2025 登壇 — 広聴AIの利用シーンとインサイト分類が外部共有されたイベント
- 時系列まとめ — 四半期ごとの活動記録
- 初年度まとめ — 立ち上がりから1年の詳細な時系列
- 主要メンバー — プロジェクトの主要な人物
- コミュニティと法人の関係 — OSSコミュニティと法人の役割分担
- overview — プロジェクト全体の概要