dd2030-wiki の dd2030 org 移行
nishio/dd2030-wiki として運用してきたこの Wiki を、digitaldemocracy2030 organization 配下の新しい正規リポジトリへ移した作業メモ。2026-07-09に digitaldemocracy2030/dd2030-wiki を作成し、新サイトを公開した。旧サイト https://nishio.github.io/dd2030-wiki/ は削除せず、既存ページごとの「移動しました」告知ページに切り替えた。
結論
GitHub の repository transfer は使わない。既存の公開URL https://nishio.github.io/dd2030-wiki/ を消すと、すでにリンクしている人にリンク切れを起こす可能性があるため。
推奨方針は次の二段階移行。
digitaldemocracy2030/dd2030-wikiを新規作成し、現在の Wiki をコピーして新サイトhttps://digitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wiki/を公開する。- 新サイトの動作確認後、旧
nishio/dd2030-wikiは残したまま、旧サイトを「移動しました」アナウンス付きの案内ページにする。
2026-07-09の実施では、旧サイトにトップページと 404.html だけでなく、既存HTML 428ページ分と同じパスの告知ページを生成した。これにより、既存の深いリンクはHTTP 200の告知ページを返し、8秒後に同じパスの新URLへ移動する。
背景
2026-07-03から2026-07-04にかけて、Slack の 2_コミュニティ運営 で、公開 Wiki(nishio.github.io/dd2030-wiki)を dd2030 のリポジトリと AI で運用したい、という相談があった。
相談の目的は、OSS Weekly Reporter の代替的な活動把握先、また新規参加者向けガイドブックからのリンク先として、この Wiki を継続的に使える状態にすることだった。返信では、リポジトリを dd2030 側へ移せば Devin.ai などの AI エージェントがメンテナンスしやすくなりそう、という見立てが共有され、来週半ばごろに作業する方向になった。
出典は digitaldemocracy2030/slack-logs/mirror/slack/C08N2NU6D0S.jsonl.gz。mirror/ は上書きされる現状ミラーなので、長期的な根拠として残す必要がある場合は、後日 raw/slack/C08N2NU6D0S/2026-07.jsonl.gz の月次 canonical でも確認する。
2026-07-09時点の確認
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| 現在のリポジトリ | nishio/dd2030-wiki |
| 新しい正規リポジトリ候補 | digitaldemocracy2030/dd2030-wiki |
| 新リポジトリ名 | 2026-07-09に作成済み |
| 現在の公開URL | https://nishio.github.io/dd2030-wiki/ |
| 新しい公開URL | https://digitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wiki/ |
| 旧公開URLの扱い | nishio/dd2030-wiki を残し、既存ページごとの「移動しました」告知サイトに切り替え済み |
| GitHub Pages | GitHub Actions workflow で public/ を deploy |
| Quartz設定 | 新リポジトリ側では quartz.config.ts の baseUrl を digitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wiki に更新済み |
| 認証ユーザー | nishio が現リポジトリ admin かつ digitaldemocracy2030 org admin |
移行で変わるもの
- GitHub リポジトリの正規URLは
https://github.com/digitaldemocracy2030/dd2030-wikiになる。 - GitHub Pages の正規URLは
https://digitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wiki/になる。 - 旧URL
https://nishio.github.io/dd2030-wiki/は消さず、移動告知ページとして残す。 - 新リポジトリ側では
quartz.config.tsのbaseUrl、README、Wiki内の自己参照リンクを更新する必要がある。 - ローカル clone の
originは、移行後にhttps://github.com/digitaldemocracy2030/dd2030-wiki.gitへ更新する。旧リポジトリはnishioなど別名 remote として残す。 - Devin.ai など、dd2030 org 側の AI エージェントがリポジトリを扱いやすくなる。
この移行は Wiki 本体の正規運用場所を変える作業であり、Slackログアーカイブ の生ログ置き場を変える作業ではない。Slack チャットログ本体は引き続き digitaldemocracy2030/slack-logs を参照する。
作業前チェック
mainがorigin/mainと一致し、作業ツリーが clean であることを確認する。- 未pushのブランチ、未mergeの PR、GitHub Actions の失敗がないか確認する。
.claude/settings.local.jsonのようなローカル設定や secret らしき値を stage しない。digitaldemocracy2030/dd2030-wikiが既に存在する場合は、push 先 remote と default branch を確認する。- 旧URLから新URLへの案内方法を決める。最低限、旧トップページと
404.htmlに移動告知を置く。 - Devin / GitHub App / Actions secrets / Pages 設定が、新リポジトリでも必要な権限を持つか確認する。
推奨手順
mainを最新化し、必要なら直前の変更を commit / push する。digitaldemocracy2030/dd2030-wikiを新規作成する。repository transfer は使わない。(2026-07-09実施済み)- 現在の
mainを新リポジトリへ push する。(2026-07-09実施済み)
gh repo create digitaldemocracy2030/dd2030-wiki --public
git remote add dd2030 https://github.com/digitaldemocracy2030/dd2030-wiki.git
git push dd2030 main
git push dd2030 --tags- ローカル clone の remote を、新リポジトリを正規
origin、旧リポジトリをnishioとして整理する。
git remote rename origin nishio
git remote rename dd2030 origin
git fetch origin- 新リポジトリ側で
quartz.config.tsのbaseUrlをdigitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wikiに変更する。(2026-07-09実施済み) - README と Wiki 内の自己参照リンクを更新する。(2026-07-09実施済み)
rg "nishio.github.io/dd2030-wiki|github.com/nishio/dd2030-wiki|nishio/dd2030-wiki"nishio/oss_weekly_reporter は補助アーカイブとして意図的に参照しているため、単純置換しない。
- 新リポジトリの GitHub Pages Source が GitHub Actions になっていることを確認する。
- build とリンク検査を通す。
pnpm build && pnpm check:pages-linkshttps://digitaldemocracy2030.github.io/dd2030-wiki/で公開確認する。- 旧
nishio/dd2030-wikiを、移動告知サイトに変更する。(2026-07-09実施済み) - 必要なら Slack の元スレッドへ、新URL・旧URLの案内・編集方法を共有する。
旧サイトの告知仕様
旧サイトは削除せず、次の形で告知サイトに切り替えた。
- トップページに「移動しました」と新URLを明示する。
404.htmlにも同じ告知を置き、古い深いURLへ来た人を新サイトへ案内する。- 既存HTML 428ページ分を、同じパスの新URLへ案内する告知ページに置き換える。
- 各告知ページは明示リンクを表示し、8秒後に自動で新URLへ移動する。
- 未知の旧URLは
404.htmlで、同じパスの新URLまたは新トップページへ案内する。 - 旧repoのGitHub ActionsはQuartzビルドではなく、
old-site/をGitHub Pages artifactとしてdeployする。
新リポジトリ側で更新するページ
- index — 外部アーカイブ参照ガイドへの GitHub URL を新リポジトリへ更新する。
- Wiki保守運用 — 移行後の commit / PR / AIメンテナンス手順を必要に応じて追記する。
- Slackログアーカイブ —
archive_index.mdへのリンクがnishio/dd2030-wikiを指している箇所を更新する。 - AI から Slack ログを参照するパターン — 同上。
README.md— 公開サイトURLと clone 先の説明を更新する。quartz.config.ts— GitHub Pages project site の base URL を更新する。
未決事項
- Devin に渡す標準作業手順を、Wiki保守運用 に統合するか、このページを移行作業専用ページとして残すか。
- 新規参加者向けガイドブックからリンクする正式URLをいつ切り替えるか。
- 必要なら Slack の元スレッドへ、新URLと旧URLの扱いを共有するか。
関連ページ
- Wiki保守運用 — Wiki更新時の検証と commit hygiene
- Devin.ai — dd2030でのAI開発エージェント利用、課金・権限・用途整理
- Slackログアーカイブ — Slackチャットログ本体の参照先
- OSS Weekly Reporter — 活動把握・週次レポート生成の移行文脈
- AI から Slack ログを参照するパターン — AI が Slack / Wiki を読む運用パターン