オードリー・タン

概要

台湾のデジタル民主主義を代表する人物。プログラマーから台湾初代デジタル大臣(デジタル発展部長)を務め、退任後はサイバー大使(Cyber Ambassador)として活動する。ブロードリスニングや熟議民主主義の思想的・実践的な源流の一人であり、dd2030の活動とも複数の接点を持つ。

dd2030・関連活動との接点

接点内容
ブロードリスニング本推薦文を寄せる(2026年2月にendorsement取得)
コアループ2025年12月16日の自民党本部PTキックオフで、鈴木健とともに台湾の取り組みを説明。オンラインヒアリングにも対応
デジタル民主主義サミット2026鈴木健と登壇し閉会挨拶。閉会スピーチ「ループを、閉じる」を公開
ヒアリング2026年2月にオンラインヒアリングを実施
vTaiwan台湾のデジタル民主主義プラットフォームを推進(ブロードリスニングの海外事例)

主な発言・思想

  • 「ループを、閉じる」(サミット2026閉会): 18会場のSlidoに残された266件の質問すべてに書面で回答し、未処理の会場・省略した質問はいずれも0件と明記した。声を集めるだけでなく、意思決定に接続し話し手へ結果を返す**循環(ループ)**を閉じることを重視する。「レースではなくミッション」「参加者へ答えを返す」という考え方を示した(audreyt.org/dd)。
  • 可視の応答責任: 「AIの要約だけでは”うなづき”が見えない」という懸念に対し、応答が可視であること(ボイス効果)で補うと一貫して答えている。
  • Civic AI(6-Pack of Care): キャロライン・エマーとの研究プロジェクト。単一の巨大AIでなく、コミュニティごとにローカルAI「Kami」を運用する設計思想と、ケアを関係の「あいだ」で測る6つの原則を提示している。
  • Plurality(多元性): グレン・ワイルらと体系化した「社会的差異を超えた協力のための技術」。dd2030の広聴AI読書会vol.1でも『Plurality』本が読まれた。

参照